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「淫」「呪」「艶」「賭」のうちの「呪」

 ちょっと古いニュース。
 文化審議会の漢字小委員会が、学校現場から不適切であると指摘を受けて、「淫」「呪」艶」「賭」などの文字を常用漢字に入れないことを検討しとるんだそうな。
 いろいろとその不適切と指摘した学校に対して言いたいことはあるんだけども。
 「呪」は除外しちゃだめだよ。
 学校じゃ特に女子だけども、「おまじない」なんてのを良くやってる。恋とか、勉強とか、運動とか、友情とかの願い事成就のために。
 「おまじない」なんてひらがな表記しちゃうと、なんだか可愛い感じがするから、ついつい試してみちゃったりするけども、漢字表記すれば「お呪い」だ。
 呪詛なんだよ。おまじないなんてのは。
 「こっくりさん」なんてのは、子ども達の間では、わりと強い呪いだとされている。
 そういうのが学校の普通の生活の中でされてるんだ。
 「呪」という漢字は児童生徒の学校生活に根ざしていると言って良い。
 「指切りげんまん」なんてのも、弱いものだけどおまじないだよ。
 「痛いの痛いの飛んでいけ」なんてのもそうだ。
 「呪」は生活に深く根ざしてる。古くから伝わっているこの風習は消すことなんてできやしないし、消してはいけない。
 とはいえ、おまじないなんてのは心の持ちようで決まる。
 「このおまじないは効果ある」と思えば、そのおまじないは効くし、呪いも発動する。
 「このおまじないは効果がない」と思えば、そのおまじないは効かないし、呪いも発動しない。
 おまじないは効果がある。でも、実際には効果はない。
 おまじないは効果はない。でも、実際には効果はある。
 おまじないで命を奪うことだってできるし、命を奪うことなんてできるわけがない。
 おまじないで命を奪うことなんてできるわけがないし、命を奪うことだってできる。
 だからこそ、「呪い」に安易に手を出すことが恐ろしいってことを教えなきゃならない。
 オカルト的な物との丁度良い距離感を知るために、学校で教える必要があると思う。
 将来、変な宗教や呪いに手を出さないためにも。
 台所や便所や風呂とか、家の中に神様がいない現代の家庭では、そういうことは教えてもらえないんだから。
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